メール

研究室内の配置は、教授は教授室、それ以外の研究室員は教員も、学生も、みんな同じ居室に勉強机がある。

居室の大きさは少し大きな声を出せば居室全体に聞こえる程度であり、決して大きくはない。それでも、多くの連絡事項はメールが多用される

もちろん、記録に残るという面ではメールが良いかもしれないが、週末や深夜を問わず送られてくると、研究室のメールというだけでごみ箱に入れてしまいたくなる。

 

メールの中には、教員から学生に直接送ってくるものもあれば、研究室員全員に送信されるメーリングリストもあり、年間で算出すると相当数のメールを受信していることになる。

 

ある年のメーリングリストは全部で約1,500通であり、送信者の内訳は以下の通りである。

教授:約170通

准教授:約180通

助教:約80通

助手:約80通

学生:約1,000通

 

また、別の年のメーリングリストは全部で約1,430通であり、送信者の内訳は以下の通りである。

教授:約130通

准教授:約240通

助教:約40通

助手:約70通

学生:約950通

 

指導する教員にもよるが、教員から本人宛のメールは年間で50~150通だから、平均して4~5通のメールを毎日受け取っていることになる。

そのうちメーリングリストの内容は業務連絡時に音読しなければならないので、多くの時間を浪費すると共に、メールを読まなくする癖を付けさせられている。

 

他の研究室でも年間1,000通以上のメールを受信しているのだろうか?